2006年09月10日(日)・アンテナ購入SkynetさんからPHS用アンテナを購入しました。 購入したのはC23-Rというコーリニアアンテナです。 こういう梱包で送られてきました。これで、同軸が10m付属しています。 今日は時間が無くて設置できなかったので、今度の週末に取り付ける予定。 レポートはそのときまで待ってね。 アンテナはこんな感じです。同軸は10mにしていただき、送料込みで\18,990でした。 ちなみに、PHS本体との接続は間接的に接続します。 インタフェース部のアップ。 直接接続に比べると効率が劣ってしまいますが、PHS本体には手を入れず、合法的に接続するとなるとこうなってしまいますね。 室内に仮設置して様子を見てみたのですが、効果が期待できそうです! 今度の週末が楽しみになってきたな~。 09月24日(日)・アンテナ設置先日購入した、PHS用アンテナを設置しました。 (あ、PHSとは間接的に接続するアンテナですよ) 色々実験をしていたら、書きたいことが多くなってしまったので、分割して書いていきます。 とりあえず、今週は設置についてです。 これが購入したアンテナ。SkynetさんのC23-Rというコーリニアアンテナです(同軸ケーブル10m付き) で、この入手したアンテナを屋根に設置するために、色々な部材を買ってきました。 左から、クロス金具B(ミニー)、ねじ3種類、突き出し金具(日本アンテナ)、クロス金具A(ミニー)で、手前がステンレスパイプです。 クロス金具Bが\200/個、ねじが\128/1種類、突き出し金具が\550、クロス金具Aが\210/個、ステンレスパイプが\710の、合計\2,874でした。 結局、アンテナ本体と合わせて2万円以上の出費になってしまいました(汗) まあ、楽しんでいるのでいいのですけどね(笑) 突き出し金具を使って、屋根に設置しようという計画です。 同軸ケーブルの長さも、それを考慮して決定しました。 (同軸ケーブルが直づけなので、購入時に長さを指定する必要があるのです) で、屋根に色々なアンテナを設置している関係上、このアンテナを設置する場所はここしかありませんでした(汗) 屋根の先端部分です。背景を見ると「どこだここ?」って思われてしまいそう(笑) 突き出し金具の準備ができたら、室内で下準備をします。 まず、ステンレスパイプを切断し、今回必要な長さにします。 で、購入したクロス金具を使用して、アンテナ本体にステンレスパイプを取り付けます。 こんな感じで固定します。 アンテナ本体は、パイプ状なので固定には工夫が必要です。 アンテナを購入すると、ねじ止めできるクランプのような物がついてくるのですが、私の環境ではうまく固定できません。 オプションでGクランプも販売しているのですが、挟み込むような良い場所がない・・・。 そこで、今回は市販されているアンテナ用のクランプ(クロス金具A/クロス金具B)を使用しました。 本当は、クロス金具Bだけで固定したかったのだけど、D.I.Y.ショップで大量に購入できなかったので、クロス金具Aとクロス金具Bを使用して固定しました。 ちなみに、アンテナ本体の下13cmはアンテナとして機能していないので、そこを使用して固定するようにします。 こんな感じになりました。 え?なぜステンレスパイプがこんなに短いのかって? ・・・それはあとで書きます(汗) ここまで準備ができたら、屋根に登り、アンテナを設置します。 突き出し金具部は、こんな感じ。 あとは、同軸ケーブルを引き回して、設置完了です。 最終的にはこんな感じになりました。 さて、なぜアンテナがこんなに低いのか。 これでは、地上高が稼げない上に、トタン屋根なのでそちらの影響も受けてしまいます。 しかし、この高さにも訳があって、地上高を上げてしまうと、「番外編 FMアンテナを回転させる!」で紹介したFMアンテナが当たってしまうからなのです(汗) アンテナの環境が良くないなぁ・・・。 設置ができたので、実際に使用してみましょう。 というわけで、次回をお楽しみに。 10月01日(日)・アンテナ設置その2先日設置したPHS用アンテナ。 今回は、実際に使用した感想をレポートします。 で、WILLCOMのPHS端末は、PCカードタイプのAH-H407Pと、W-SIMを使用するW-ZERO3[es]を所有しているのですが、今回はW-ZERO3[es]の場合を紹介します。 まずは、何もしない場合。 写真を撮影したときは、電波状態が良く、また窓際にいたのでオレンジ色(中電界)ですが、通常は赤色(弱電界)~圏外が多いです。 で、アンテナの結合部を近づけると・・・。 数秒で緑色(強電界)になりました! 効果抜群です。 今まで弱~中電界だったので、パケット通信が安定しなかったのですが、かなり安定して通信を行えるようになりました。 次に、「W-ZERO3 Monitor」というソフトウェアで改善具合を確認します。 アンテナを使用しない場合。通常はこのように圏外になってしまいます。 それでも、一番強い基地局は補足できているようです。 アンテナの結合部を近づけると・・・。 おお!複数の基地局が補足できるようになりました。 といっても、一番強い局でも43dBしかありませんが・・・。 効果抜群ですね! W-ZERO3[es]は、ウィルコム定額プラン+リアルインターネットプラスなので、データ通信が最高64kbpsなのですが、データ通信カードのAH-H407Pはネット25契約なので最高128kbpsなのです。 その場合のスピードが楽しみになってきました。 その実験は、また今度・・・。 10月08日(日)・アンテナ設置その3ここ数回紹介している、PHSアンテナ設置の話(初回はここ、2回目はここ) 今回は、PCカードタイプのデータ通信カード、AH-H407P(ネットインデックス)で使用した場合をレポートします。 まずは、何もせずに、普通に室内で使用した場合。 こんな状態で測定しました。 AIR-EDGE Monitorを使用して状態を確認すると、この状態で2局補足できていて、1局は30dBあることがわかります。 しかし、30dBですか・・・。 とりあえず通信は出来ますが、安定した通信は出来ません。 もちろん128kbpsなんて夢です(笑) で、アンテナ(SkynetさんのC23-R)の結合部を近づけます。 試してみたところ、この状態が一番良い状態でした。 AIR-EDGE Monitorを使用して確認すると、14局も補足できています! 一番状態の良い基地局で44dB、そのほかに使用できそうな基地局が数局補足できるようになりました。 この状態なら[4x]のパケット通信も行えそうです。 というわけで、osoさんのSPEEDTESTでスピードを測定してみます。 そうすると・・・。 おお!初めて64kbps越えのスループットが出ましたよ! 112kbpsもオーバーヘッドを考えれば、ほぼ128kbps出ていると考えても良さそうな感じです。 やっぱり、効果抜群です! 次は、WILLCOMホームアンテナを使用した場合はどうなるかですね。 それはまた次回。 そうそう、アンテナを使用せずに、自宅の窓際でAIR-EDGE Monitorを使用して確認すると、こんな感じです。 5局が補足できていて、一番状態の良い基地局で37dBあります。 この状態と、アンテナを使用した場合の状態を比較すると、アンテナの効果が100%出ていない感じがしますね。 もう少し、設置場所を見直す必要がありそうです。 PHSは1.9GHz帯だしね~。 数十mm動かしただけで、状態が変化するだろうし。 明日あたり、時間があったら調整しようかな。 10月21日(土)・アンテナ設置その4ここ数回紹介している、PHSアンテナ設置の話(初回はここ、2回目はここ、3回目はここ) 今回は、「ウィルコムホームアンテナ[4x]」を使用した場合をレポートします。 (「ウィルコムホームアンテナ[4x]」とは、ウィルコムの電話を使用しているとき、室内などで圏外になってしまう場合に使用する、中継器です) 私の場合、窓際でも受信状態が怪しいような状態なので、室内ではもちろん圏外です(笑) で、そんな状態でも、室内で快適に使用できるように、「ウィルコムホームアンテナ[4x]」とPHSアンテナの組み合わせを試してみることにしました。 まずはアンテナがない状態。 電波を補足できていないので、電源ランプが点滅しています。 ちなみに、こちらの面が端末側で、反対側が基地局側になります。 基地局側を意図的に室内に向けています。中途半端に基地局を受信してしまうので・・・。 ホームアンテナで電波を補足できていないので、もちろん端末も使用できません。 この状態で、アンテナの結合部を近づけると・・・。 「レベル」LEDが2つ点灯しました! 基地局側はこんな感じです。 結合部は、色々な場所を試してみたのですが、一番状態が良かったのは真ん中でした。 通信状態は安定していて、[2x]の通信でコンスタントに50kbps以上のスピードが出るようになりました。 osoさんのSPEED TESTでこんな感じ。 いや~、すばらしい! これで、気持ちよく自宅でもウィルコムを使用できます。 ちょっと気になるのが、ホームアンテナだとたまに通信不能になるところ。 アンテナの結合部を、直接W-ZERO3[es]などに近づけると、問題なく使用できるので、ホームアンテナとPHSアンテナの問題のようです。 もう少し、調査を行う必要がありそうですね。 2007年01月28日(日)・ウィルコムホームアンテナ交換今まで、ウィルコムホームアンテナ[4x]を使用していたのですが、「データ通信が頻繁に失敗する(というか、ほとんど失敗)」という状態に業を煮やし、ホームアンテナを交換することにしました。 ウィルコムホームアンテナ[4x]でも、音声通話は問題なかったのに・・・。 (あ、個体が故障しているとか、そういう問題ではないです) というわけで、ウィルコムサービスセンタに電話をし、ウィルコムホームアンテナ[1x]と交換してもらいました。 届いた物を見てビックリ。かなり小さいです。 箱の中身はこれだけ。ホームアンテナ本体とスタンド、ACアダプタ、取扱説明書だけです。 ACアダプタの大きさと比較すれば、ホームアンテナがいかに小さいか、わかると思います。 早速、設置をします。 家の色々な所を調査した結果、とりあえずここが良さそうな場所でした。 なぜ、ウィルコムホームアンテナ[1x]にしたのかというと・・・ウィルコムホームアンテナ[4x]の取扱説明書を読むと、基地局1局が4xに対応していないと、ホームアンテナの通信も4xにならないようだったのです。 そうなると、自宅では無用の長物・・・近くの基地局は2xまでしか対応していないし。 それに、その辺の関係で、データ通信が失敗するのかな・・・とも思ったわけです。 どちらにしても、自宅ではメール受信くらいしかデータ通信を行わないし、そんなにスピードも必要なかったので、ウィルコムホームアンテナ[1x]に変更しました。 で、使ってみての感想。 1.感度がよい! 電話機本体や、ウィルコムホームアンテナ[4x]では圏外になってしまうような場所でも、ウィルコムホームアンテナ[1x]は電波を捕捉しました。 2.データ通信が失敗しない! 今回の目的、データ通信も失敗しないようになりました。 いや~、こんなに快適だったとは。 3.スピードはやっぱり遅い ウィルコムホームアンテナのWEBページにも、「通常の1xパケット通信(32kbps)と比べて速度が低下します。」と書いてあったので覚悟はしていたのですが、結構スピードは遅いです。 osoさんのSPEED TESTで、このくらいでした。 13.6kbps・・・。 予想以上に速度の低下がありました・・・。 4.小さい! ウィルコムホームアンテナ[4x]に比べて、大幅に小さくて軽いので、設置するのに大変便利です。 もう少し、感度の良い窓際に設置しようかな。 全体では、ウィルコムホームアンテナ[1x]に大満足です。 特に、データ通信が快適なのがよい! 最初からウィルコムホームアンテナ[1x]にしておけば良かった。 これで、ちょっと様子を見てみます。 |
[目次] |
メールはこちらまで |