所持した事はないけれどこれがPC-6001mkII。 このマシンって、自分では所持した事がないのですが、「こんにちはマイコン2」の巻末にこのマシンの紹介があって、とても欲しかったのです。 FM-Xの所にも書きましたが、パソコンは自分のお金で買わなければならなかったので、定価で\84,800もするこのマシンは買えませんでした。 何故、このマシンが欲しかったのかと言えば、「かっこいいデザイン」「MSXではない仕様」「音声合成」だったのです。 今でもデザインはかっこいいと思います。 これが、私を虜にした「こんにちはマイコン2」の巻末紹介。 当時、ちょっと離れたところに住んでいる友達が、このマシンを持っていて、その友達の家で夜遅くまで遊んでは、夜道を自転車で帰ったりしてました。 音声合成を使って、友達にイタズラ電話をかけたり(笑) 電源投入直後は、このモード選択画面が出ます。N60-BASICかN60m-BASICの選択をします。このあと、ページ数を指定します。 How many files?と聞かれると、「ああ、NEC機だなぁ」と思ったものです。 BASIC起動画面。NEC機にある独特の感じがします。 PC-6001mkIIのキーボードは、古くなるとすぐに入力できなくなるようです。 ALPS製のキーボードなのですが、スイッチが独立した導電ゴムタイプの作りで、そこの接点が不良になるようです。分解して清掃もできませんし、交換しかないようです。 私のこのマシンも、スイッチ交換を行っています。それでも2週間触らないと、入力できなくなる文字が出てきます・・・。 その音声合成を音声合成はTALKコマンドで喋ります。任意の言葉を喋らせるモードと、5種類の固定音声を喋らせるモードがあります。TALK "F64" と入力すると、このように喋ります。 TALK "M2 KOXNICIWA." と入力すると、このように喋ります。 語尾を上げたり、アクセントを付けたり色々できます。 アドベンチャーゲームなどでは、実際に喋らせたりしていたようです。 固定音声はサンプリングしたデータを再生。任意の言葉を喋らせるのは、一文字ごとにサンプリングしたデータを喋らせているようです。 当時のROMの容量から、品質がこの位になってしまうのはしょうがないかな? ゲームで遊ぶ!・野球狂「狂」シリーズの「野球狂」です。ハドソン製。 「狂」シリーズは、「野球狂」以外に、「トランプ狂」「ジャン狂」「花札狂」があったのですが、すべてのゲームでMSX版は発売されませんでした。MSXしか持っていなかった私は、指をくわえて見ているしかなかったのです。 X1版などの綺麗なグラフィックを見るたびに、羨ましかったです・・・。 MZ-1500を買った友達が「野球狂」を買ったので、入り浸って遊びました(笑) PC-6001mkII版だと、こんなに寂しい画面になってしまいます。 当時の実際の選手名を使用しています。EDITもできるので、最強チームも作る事ができますが、実際はその選手のリアルな成績に変更するくらいでした。 しかし、動作が遅いのよ。他の機種版に比べてもスローすぎます。 ちなみに、モード5・ページ2でMON→R-0でロードします。 ・サンダーボールYahoo!オークションで安く手に入ったので入手した物。特に思い入れはありません(笑) ごくごく普通のピンボールゲームです。コンストラクションもできます。 当時は、結構こういうスタイルのピンボールゲームが多かったですね。 2003.12.28 |
[目次] |
メールはこちらまで |