FM-X


ファーストマシン

初めて所持したマシンは、富士通のFM-Xです。


1984年初頭に購入したと思います。購入金額は\49,800かな?今でも動きます。

購入したときは、小学3年生の3学期ですね(もう20年も前の話か)
本当は、MZ-2000や、PC-6001mk2なんかが欲しかったのですが、「自分の金で買え」という指示と、「もっと良いパソコンがある」という話で、このマシンになったはずです。
何故に富士通?と思われるかもしれませんが、自宅の近くに富士通静岡エンジニアリング(現・富士通インフォソフトテクノロジ)関係の人がいて、父親がその人から薦められたようです。
富士市の吉原中央駅近くでお金を払ったのを覚えています。

ちなみに、このマシン。富士通ミュージアムの中にも展示されています(ここ)


電源投入時は、こんな画面が出ます。「MSX system」ですよ!


起動直後の画面。RAMが16KBなので、フリーエリアが12431Byteしかない・・・。
マジカルズゥの「黄金の墓」をプレイしたくてしょうがなかったんだけど、要32KBだったので諦めた思い出があります。

特徴は

このマシンの特徴は、「FM-7とつなげられる」の一言に尽きると思います。
(私は使った事無いけど)
拡張スロットに「FM-7インタフェース(MB22450)」を実装して、FM-7と繋ぐらしいのですが、RAMが32KBに増えたり、PSGを共有できたり、プリンタバッファにしたりとかできたようです(メリットが・・・)

一部MSX規格に準拠していなくて、DIN8ピンのデジタルRGB出力があります。
DIN6ピンのデジタルRGB入力もあって、FM-7の映像をFM-Xに入力し、映像を混合してからディスプレイに出力するという作りになっています。
デジタルRGB接続だと、中間色が無くなって16色から8色に減ってしまうと言う(笑)

もうぼろぼろ


付属の取説。

このマシン、使い込みました。
ゲームカードリッジの抜き差しのしすぎで、カードリッジスロットについているマイクロスイッチが壊れたり、ハイパーオリンピックのやりすぎで右矢印の反応が悪くなったりしています。
母親に、コーヒーをこぼされた事もありますし(笑)
その割に、現在でもキーボードの反応はよいので、ハードは良い作りかもしれません。


一応、箱もあるのよ。本体ってMB25150と言うらしい。

買った当初は「ゲームを買うな」と言われていたので、雑誌からゲームを入力しまくっていました。
それでBASICとキーボードを覚えたと言っても過言ではないでしょう。
(まあ、そのせいでキータッチは独自なのですが)
ベーマガが私の友でした。

久しぶりに、「MSX BASIC文法書」を読んでみたのですが、当時さっぱりわからなかったSOUND文の話なんかが、あまりにも簡単で拍子抜けしてしまいました。
当時勉強しとけば良かったなぁ・・・。

2003.12.23/2003.12.28
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