PICライタを作ろう!


PICライタを作る!

今回も、キット製作記です。
PICの開発に必要なPICライタを作ります。
これもPICの開発が必要な「時報発生装置」用に必要ですね。
秋月電子通商のPICプログラマーVer.3キットの製作記です。



これが今回作ったPICライタキット(パソコン本体にある基板です)

スペックは、
・ゼロプレッシャーソケット採用(これは便利でいい)
・PIC12C509からPIC16F877まで対応(PIC18シリーズや、特定のCPUは対応してません)
・秋月オリジナルアセンブラ付属(PAですね)
・DOS版・Windows版ライタソフト付録(これがないと書けないけどね)
になってます。

続けて製作!

電波時計の続きで作りました。
こっちは、電波時計に比べて悩むところは少なかったです。



製作中の様子。というか、出来上がってます(笑)
このキットの購入金額は\6,700でした。これに、RS-232CケーブルとACアダプタのセットを+\1,000で購入。




実装は、背の低い部品から行います。
私のこだわりとして、抵抗のカラーコードはシルク向きで統一。コンデンサもシルク向きで統一。両面スルーホール基板なので、ちゃんと半田が上がるように半田付け・・・(いつも書いているような気が・・・)

電波時計に比べて悩むところは少なく、普通に半田付けしました。

悩んだところと言えば、POWER-LEDとBUSY-LEDが干渉するところ。LEDを少し削って対応しました。
あと、ゼロプレッシャーソケットのシルクがずれているところ。これは、秋月さんのページで間違っていないことを確認(と言うか、逆に付けられないけど)

そうそう、このキットの付録に、「鉛フリー半田」が付いてきたので、使ってみました。
Sn-Ag-Cu系の半田らしいです。
思ったのが、ちょっと温度を高くしないと上手く半田付けできないこと。
また、半田付け後の光沢がない・・・ちょっと心配になっちゃいました。


部品実装が終わったので、目視検査後、火を入れてみました。
とりあえず、POWER-LEDが点灯したのを確認して、パソコンと接続します。

ライタだけでは・・・

DOS版のライタープログラムと、Win版のライタープログラムをインストールして、ライタ本体をパソコンに接続します。
DOS版で接続が確認できたら、Win版で接続確認。RS-232Cの通信は出来ているようです。

しかし、書き込む物があってのPICライタなので、これ単体ではどうしようもありません。

テストプログラムとか付属してくるのですが、それを動かす基板が作れない・・・。
電波時計のプログラムを読み出してみるか、おまけで付いてきたPIC16F84Aでテスト書き込みしてみましょうか。

ライタバージョンアップ

PICライタがVer.4にバージョンアップしていました。
秋月電子通商のページを見ていたら、「PICプログラマーVer.4『バージョンアップキット』」なるものが販売されていました。
そんなに、このPICライタで書き込みを行っていないのですが、\1,700じゃバージョンアップしてしまおうかな。
購入したら、このページを更新します。
2001.09.30/2003.02.15
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