こんなベランダでスカパー!受信にチャレンジ


フジテレビ721+739が見たい!

2008年1月に、転職のため、埼玉県狭山市に引っ越しました。
引っ越し先はマンションなのですが、そのマンションは地上デジタルも110度CSも対応していないのです(BSは対応している)
地上デジタルは、アナログで同じ放送を見ることができるので、まあ我慢するとして、CS放送のフジテレビ721+739を見ることができないのは痛い。
私の大好きな番組「ゲームセンターCX」が見られないのです。
BSは対応しているということだったので、110度CS(e2 by スカパー!)の受信に期待をしていたのですが、ダメでした。
チューナのレベルメータがぴくりとも反応しない。
共聴部分のどこかでフィルタが入っているのかな?
ただ高い周波数に対応していないだけかもしれませんが。
管理会社に「ケーブルテレビを引きたい!」という希望も出したのですが、通るはずもなく・・・。
Internet回線にBフレッツを引いているので、4th MEDIAも調べてみたのですが、フジテレビ721+739は放送していない。
最終手段として、ベランダにパラボラアンテナを設置することにしました。
ベランダはマンションの共有部になるので、管理会社に確認が必要です。
「大丈夫かな・・・」と思いながら管理会社に確認をしたら、「傷を付けたり・恒久的な工事(コンクリートで固めるなど)をしなければOKです」とあっけなくOKがでました。
OKがもらえたので、さっそく話を進めます。


BS/110度CSとスカパー!のどちらにする?

パラボラアンテナを設置することは決めたのですが、BS/110度CS用のパラボラにするか、スカパー!(JCSAT-3A/4A)用のパラボラにするかで悩みました。

引っ越し先には、地上デジタル/BSデジタル/110度CS対応のユニデンDT300を持ってきていました。
なので、「チューナが増えると面倒だし、BS/110度CS用にしようかな」と思っていたのです。
しかし、ベランダの方位を調べたらこんな感じに。



電波の来る方向が、マンションの建物すれすれだったので、この案はボツに。
110度CSだと、コピーガードがかかっているので、あとの処理が面倒だしね。
よって、スカパー!用のアンテナを設置することにしました。


コンクリートフェンスベースが使えない!

パラボラアンテナを設置するためにベランダを見ていたところ、ある重大な問題に気づきました。


ベランダの写真。

「あ!フェンスが強化ガラスでできている!」



マンションの内見時に、ベランダの向きと、高圧電線の有無、ベランダの形状などは見ていたのですが、フェンスの材質は見落としていました。
これでは、コンクリートフェンスベースが使えません。
全然気づきませんでしたよ・・・(汗)

一瞬、どうしようかと思ったのですが、すぐに「あるもの」を思い出しました。


キャッチャーを購入する

その「あるもの」とは、ベランダ取り付けポールである「パラボラキャッチャーPAX-NB」のことなのです。
イメージとしては、突っ張り棒みたいなものですね。
これならば、フェンスの形状は関係なくなります。
いいお値段(定価で\24,000(税別))だったのですが、背に腹は代えられません。
さっそく、購入してしまいました。


購入した、パラボラキャッチャーPAX-NB(写真左)。「棟梁の弟子」という通販サイトで購入。\19,803なり。
右にあるのは、同時期に購入した、ソニーのスカパー!チューナ&パラボラアンテナセットのSAS-SP5SET。ヤマダ電機テックランド入間店で購入。\9,280なり。

ソニーのスカパー!チューナ&パラボラアンテナセットであるSAS-SP5SETですが、当初は購入する予定はなかったのです。
HARD OFFにパラボラアンテナがあれば、それを購入して、手持ちのチューナを使用する予定でした。
しかし、近くのHARD OFFには置いていない。
「パラボラアンテナだけを新規で購入すると1万3千円くらいするよな〜」と思いながら、HARD OFFの帰りにヤマダ電機に立ち寄ったのです。
そうしたら、SAT-SP5SETが激安で販売しているではないですか。
\9,280ならパラボラアンテナ単体より安い。
店員さんに確認したら、「スカパー!加入が必須ではない」とのことだったので、すぐに購入してしまいました。

必要機材がそろったので、早速アンテナを設置します。


キャッチャーを設置する

まず最初に、パラボラキャッチャーPAX-NBを設置します。
送られてきたものを開梱すると、シンプルな作りでした。


マスト本体と、マスト本体から突き出す部分を作るための金具。


左にあるのがベースとなる金具で、右にあるのがマスト本体から突き出す部分の金具。

今回は、マスト本体から突き出す部分は使いません。
写真だけ見ると頼りなさそうに見えますが、しっかりした作りで、「さすが」と思える作りです。


ステンレスパイプの径は40mm

特に下準備の必要はないので、早速設置をします。
最初に、設置する場所にベースとなる金具を置きます。
その上に、マスト本体を乗せ、天井まで「突っ張り部」を引き出します。


ベースとなる金具にマストを乗せ・・・。


「突っ張り部」を引き出し固定します。

その後、ベース金具部のねじを締めれば完了です。
注意が必要なのは、設置する場所の強度と、マストの垂直がでているかどうかですね。


最後に「ブーツ」をかぶせます。

あと、安全のためにナイロンロープで物干しとつなぎます。


こんな感じでつなぎました。

マストの設置は、1時間ほどで完了です。


完成!

特に悩むところもなく、簡単に設置できました。
マストが設置できたので、次にパラボラアンテナを設置します。


パラボラアンテナを設置する

「パラボラアンテナを設置する」といっても、小型のパラボラで、電波も強いので簡単に設置できました。
よって、経過の説明はなし!(汗)
写真撮影を忘れただけですが・・・。
流れとしては、取扱説明書通りに組み立てて、偏波角・仰角を設定。
パラボラアンテナをマストに取り付けたあと、方角を調整します。
TVRO(海外衛星受信)に慣れた方なら、すぐに電波を捕捉できると思います。
(最初、「SE-50を持ってくれば良かったな」と思ったのは内緒(笑))
アンテナ設置に40分強、アンテナ調整は10分強で完了です。


設置完了後のパラボラアンテナ。

写真でわかるように、128度/124度の衛星を受信するのに、パラボラがこの向きです。
TVRO(海外衛星受信)をするにも、これより西の衛星は厳しそうですね・・・。
東側は開けているので、Intelsat 8(PAS-8)狙いで行くか?
どちらにしても、TVRO(海外衛星受信)にはあまり良くない環境のようですね(汗)
その辺の話は、また後日・・・。

結果、マスト設置・パラボラアンテナ設置/調整で、2時間ほどかかりました。
まあ、トラブルもなく、うまくいったのではないでしょうか。

で、マンションなので、最後の問題があります。
そう、同軸ケーブルの引き込み。
現状だと、視聴するたびに同軸ケーブルを引き込む必要があります。
それは面倒なので、何とかうまく室内に引き込みたい。
いろいろ方法はあるのですが、今回はこの方法にしました。


同軸ケーブルをうまく室内に引き込むには?

マンションなど、壁に穴を開けられない建物の場合、室内に同軸を引き込むのに以下の方法があると思います。

1.エアコンのダクトなどを使って引き込む
2.「すきまケーブル」を使って引き込む

私の住んでいるマンションの場合、エアコンのダクトはこんな感じになっています。


エアコン未設置の所。


エアコン設置済みの所。

エアコン未設置の所のダクトは、同軸ケーブルを通すことはできそうですが、その後の処理をどうするかが問題です。
板金を取り外しちゃうと、大穴が開くことになるしね。
かといって、エアコン設置済みの所のダクトは、ダクト本体が見えない・・・。
どちらにしても、エアコンダクトを使用して同軸ケーブルを通すのは大変そうです。

というわけで、「すきまケーブル」を使って、同軸を引き込むことにしました。
使用したすきまケーブルはこれ。


ミニーのGFK-50。ケーヨーD2入間下藤沢店で購入。\2,780なり。

方法が決まったので、作業開始です。


同軸ケーブルを引き込む

まず最初に、すきまケーブルを取り付けます。
私の場合、室内側から場所を決めていきました。


室内側で必要な長さを決め、窓枠に沿わしていきます。


右側の部分が、サッシの当たる部分なので、特に慎重に沿わしていきます。


屋外側は、こんな風に処理をしました。

すきまケーブルの取り付けが完了したので、パラボラアンテナからの同軸ケーブルをきれいに処理していきます。


同軸ケーブルは、耐候性のタイラップ(ケーブルタイ/インシュロック)を使用し、固定していきます。


すきまケーブルまでの間は、こんな感じに処理。あれ・・・右側にとぐろを巻いた同軸が。


4C用のF型コネクタが無かったので、屋外でとぐろを巻いてます。

同軸ケーブルをこのようにしておくのは良くないです。
この写真の部分だけで、同軸ケーブルが10mはあると思います・・・。
機会を見て、最短距離に詰めておきたいですね。

その後、パラボラアンテナからの同軸ケーブルと、すきまケーブルをつなげて、同軸ケーブルの引き込みは完成です。


受信レベルはどんな感じ?

すきまケーブルを使用したので、気になるのは衛星の受信レベル。
こんな結果になりました。
(画面キャプチャのできる環境がまだ整っていないので、テレビ画面をデジカメ撮影で勘弁してください)
使用したチューナは、ソニーのDST-SP5です。


PerfecTV!サービス。最大で35を指しています。


Skyサービス。最大で32を指しています。

取扱説明書だと、20〜26を指していれば良いそうなので、この受信レベルは十分ですね。
なんとかパラボラアンテナが設置できました。
これでゆっくりとフジテレビ721+739の「ゲームセンターCX」が見られます。


・アンテナが増えてきたので

(2008年8月11日追記)
スカパー!のアンテナを設置してから半年、いろいろアンテナが増えてきたので、同軸ケーブルの引き込みを考える必要が出てきました。


上から、地デジ用UHFアンテナ、FMアンテナ、アマチュア無線用HF帯モービルホイップ、海外衛星受信用45cmパラボラ、一番下にスカパー!のパラボラです。

同軸ケーブルが5本になってしまったのと、アマチュア無線用の同軸は隙間ケーブルを使いにくいので、以前は使用を断念したエアコンのダクトを使うことにしました。


・ダクトを使って同軸を引き込む

まず、アンテナのある場所からエアコンのダクトまで、どうやって同軸を持って行くかという問題があります。
今回は、同軸が複数本だったので、同軸をまとめ、つり下げるような形で天井を引き回しました。


突っ張り棒の一番上まで同軸を持って行き、そこから、エアコン固定用のボルト経由で、同軸をダクトまで持って行きます。

ダクトへはダイレクトに同軸を引き込みます。


エアコン室外機を天井につり下げるためのボルトがあるので、それに同軸を固定しました。

室内にゴミや虫が入ってこないように、エアクッションで仮のフタをします。
で、今回のメインイベント、ダクト用のフタを作成です。


作成のために購入したもの。ポリスチレン板(1mm)とコンパスカッター、千枚通し。ケーヨーD2で購入。合計で\1,124なり。

ポリスチレン板をコンパスカッターで丸く切り、ねじ穴部分を千枚通しで穴を開けようという魂胆です。
といっても、結局、コンパスカッターは使用せず、元々付いていた板金製のフタを使いポリスチレン板に"けがき"、ハサミを使い、丸く切り出しました。
その後、ねじ穴を開けて、同軸ケーブルが通るところを切り取ります。

取り付けるとこんな感じ。


おお〜、我ながらうまくいきました(笑)

まだ同軸ケーブルの所に隙間があるので、エアコン配管用のパテを使い、その隙間を埋めます。


意外に綺麗にできた(笑)

室内側も、同じように処理します。


黒色の板を使ったのは失敗だったな・・・白にすれば良かった。

今回は、綺麗に処理ができたので大満足です。
これで、ゴミや虫が入ってこないと思います。
将来、同軸ケーブルを増やしたりするときに、パテをはがしたりする必要がありますが、まあ、見た目重視と言うことで・・・。


2008.01.12/2008.01.14/2008.08.11
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