富士山ライブカメラを設置する!


「富士山ライブカメラ?」設置に至ったわけ

私の勤めている会社で、WEBページ更新の話が出ました。
「静岡の企業だし、富士山ライブカメラを充実させよう」ということで、すでにライブカメラの設置してある沼津(会社のある場所)以外にも、上司の住んでいる裾野、私の住んでいる富士宮からも富士山を撮影することになりました。
で、せっかくなので、その撮影用の機材を使用し自分のWEBページでも富士山ライブカメラを設置することにしたのです(笑)
(あ、ちゃんと許可は取ってますよ)

ここでは、設置までの紆余曲折を書いていきます。

富士山の見える場所を探す

カメラを設置する前に、富士山の見える場所を探します。
室内でよく見える場所があれば、室内用のカメラで済みますし、そうでなければ防水用のカメラを選ぶ必要があるからです。
(ネットワークに関しては、無線LAN接続を前提に考えます)

自宅から見ると、富士山は北東の方向になるので、室内から撮影するにはなかなか良い場所がありません(鬼門の方向ですしねぇ)
「じゃあ、外から・・・」と軒先などを探すと、今度は自宅の周辺にある「木」が邪魔になって良い場所がありません。
それでも、軒先に「ここなら大丈夫かな?」という場所を見つけ、そこに設置することにしました。

機材購入

設置場所の関係で、防水用のカメラが必要になったので、防水対応+無線LAN対応のカメラを選定します。

方法としては、こんな感じでしょうか。
1.coregaとかプラネックスから発売されているネットワークカメラを、自作の防水ケースに入れる
2.監視用のネットワークカメラを、防水ハウジングに入れる
3.防水+無線LANで販売しているカメラを買う

値段は1<3<2という感じだったので、最初は安価なネットワークカメラを防水しようかと思っていたのですが、結構大変だったので、結局「3」の方法で行くことにしました。
色々調査をしたのですが、結局、パナソニックコミュニケーションズのBB-HCM371を購入しました。


パナソニックコミュニケーションズのBB-HCM371。NTT-X Storeで購入。\70,800なり・・・と言っても、会社の物ですが(笑)

この選択が、後で後悔することになるのですが・・・。
BB-HCM371の詳細はここを見ていただくとして、主な機能は動画対応のカメラ+パン・チルト機構+無線LANという「監視」カメラです(笑)

設置をした2006年7月は長雨が続き、天気の良い日が少ない状態でした。
カメラの設置も、一時の晴れ間を使って設置したのですが、結局、雨に降られ2週間がかりで設置しました。

カメラを設置する

カメラの準備ができたので、さっそく設置をします。

BB-HCM371のパッケージを開けると、こんなにたくさんの物が入っていました。


カメラ本体に、10mもケーブルの長さのあるACアダプタ、取説、スタンドが入っていました。

さすが「パナソニック」の名前がついているだけはあります。
至れり尽くせりですね。
これで7万円なら安い方かも。

まず最初に、下準備としてパソコンとBB-HCM371を有線LANで接続し、無線LANの設定を行います。
(無線LANは初期設定されていないので、設定をする前に設置をすると大変なことになります)
その後、防水カバーや日よけを取り付け、ケーブルを防水処理します。


各種処理後のカメラ本体(と私の左手(笑))。


防水カバーを取り付け、ケーブル部分の防水処理を行います。
今回は、カメラから電源ケーブルのみ取り出します。
ただ、電源ケーブルを裸で引き回すと、鳥・ネズミなどにケーブルを噛まれるおそれがあるので、防護用のチューブを通しました。

下準備ができたので、さっそく軒下に取り付けます。

今回は、カメラの取り付けに付属のスタンドを使うのですが、スタンドの土台部分がφ100mmで軒下にうまく取り付けができません。
そこで、こんな風にしてみました。


鳥の巣用ではありません(笑)

この中心部分にスタンドを設置します(つり下げるような感じですね)
で、スタンドを設置し、カメラを設置すると、このような感じになりました。
(設置中の写真は、雨が降ってきて撮影できませんでした)


雨が降ってきたので、大急ぎで仮設置をした状態です。

・・・なんか下を向いているなぁ・・・。
そうなのです。「軒」なので、そもそも設置する場所が斜めなのです。
で、カメラを設置するスタンドも90度までしか首が回らないので、軒と同じ向きにカメラが向いてしまいます。


スタンドの設置場所からして、この角度だからしょうがないですね。


「首」の部分(雲台部分)も90度までしか曲がりません。

「壁に取り付ける」という方法もあったのですが、私が狙うのは「富士山」。
上を向かなければなりません。
そうなると、軒が邪魔をしてしまいます。
(監視用途なら問題なかったのにね)


別角度から。
何寸の屋根だっけかな?雪の降らない静岡なので、結構緩い傾斜の屋根です。それでも、この角度ですからねぇ。
ちなみに、手前に見えるアンテナが無線LANアンテナです。

この状態で、「パン・チルト機構」を使って、うまく富士山が写っていれば良かったのですが、撮影した映像はあまり芳しくありませんでした。
(その写真を公開すると、自宅の庭が「もろ」に公開されてしまうので勘弁してください)
富士山は写っていたのですが・・・。

そこで、対策を行う事にしました。

カメラの角度対策を行う

カメラの角度対策を行うために、こんな物を購入してみました。


監視カメラ用スタンド。左が15-B013B、右が15-B001。共立電子産業で購入。送料込みで\1,934なり。


エツミのボールヘッドミニ。SIGN onLineで購入。\800なり(送料別)。

監視カメラ用のスタンドは、スタンド自体に90度の角度がついていたり(15-B001)、自在に角度が決められる(15-B013B)ので購入しました。
しかし、15-B001は「ちゃち!」。
3kgの重量まで耐えられるようなのですが、「ホントに?」という感じです。
そもそも、雲台部分の固定が甘いです・・・すぐにカメラが動く。
というわけでNG。
もう一つの15-B013Bは、思ったよりもスタンド部の長さが短かったので、カメラと屋根が干渉してしまいます。
というわけで、こちらもNG。

結局、現在設置しているスタンドに雲台である「ボールヘッドミニ」を付け足すような形で、カメラを上に向けることにしました。


BB-HCM371に付属のスタンドに、ボールヘッドミニを取り付けた状態。

おお!うまくいきました。
これなら、カメラも上を向きそうです。
さっそく、カメラを取り付けます。


カメラを取り付けた状態。この角度で、富士山が正面を向いています。


別角度から。結構上を向いてますね・・・。

この対策で気になる点と言えば、重量・強度。
ボールヘッドミニの分だけ、スタンドにかかる負荷も増え、風などでカメラがあおられたときも、どうなるかが心配ですね。


結構ストレスがかかっているはず。

負荷や耐久性に関しては、継続的な調査が必要ですね。

その後、ノートPCを持ち出し、実際にカメラの映像を確認しながら富士山の向きに合わせます。
そうして完成です!

どんな感じに写るの?

設置したカメラの映像は、こんな感じになりました。


2006年7月15日14時11分


2006年7月15日14時21分


2006年7月15日14時31分

こうやって定期的に見ていくと、雲の動きとかって面白いですね〜。
ちなみに、設置してから、これを書いている段階(2006年7月23日)までで、富士山が見えたのは数えるほどしかありません。
その少ない中で、かっこよく見えていたのはこれでしょうか。


2006年7月16日7時35分

そう、見ていただくとわかるのですが、富士山が小さい・・・。
採用したBB-HCM371は「監視カメラ」なので、レンズが広角なのです。
このカメラを購入するときは、この辺の考慮が足りませんでしたねぇ。
「富士山ライブカメラ」なら、画面の半分くらいは富士山で埋めたいよね。
そのために色々方法を考えているのですが、「ネットワーク監視カメラ+Cマウント望遠レンズ+防水ハウジング」が妥当な線なのでしょうか。
しかし、10万円強コースですよ・・・う〜む。
何かいい方法を考えていきましょう。

というわけで

なんとかライブカメラ設置にこぎ着けました。
現在の富士山は「富士山ライブカメラ?」を見てください。
感想メールをいただけると嬉しいなぁ。

2006.07.17/2006.07.23
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